守中高明『法』

守中高明『法』を、かなりリアルに読む。1000円だったらいうことのないのにな〜という充実のシリーズ、岩波書店の「思考のフロンティア」の1冊。法学者がこの本を書いたら、多分、買わなかったでしょう。基本的な思考の軸にデリダを据え、現実的な余りに現実的な「危機」の諸局面を、考え抜き、そして、生き抜くための1冊。になるように、読み、かつ、実践することが求められているようです。