プリーモ・レーヴィ『アウシュヴィッツは終わらない』

プリーモ・レーヴィアウシュヴィッツは終わらない』、はじめて読みました。文体に実に様々なものが凝縮されており、小さな本であるにもかかわらず、とても時間がかる、というか、速く読むことを妨げる文体・思考でした。「描写」といえばそうなのですが、何かしらそこに収斂しないことばにみちみちているようでした。