荒井信一『歴史和解は可能か』

荒井信一『歴史和解は可能か 東アジアでの対話を求めて』、今や生ものでしかなくなったアブナイテーマを、少し前とはいえかくもコンスタティブに語りうることに驚きました。最終章の「言葉」をめぐる議論の説得力はそれゆえのものでしょう。

今日職場で手にした「これから出る本」で、川上弘美『真鶴』刊行のニュースを知り、かなり盛りあがってます。数少ない連載を追った小説で、川上弘美の新境地な予感。