P.B.ハーイ『帝国の銀幕』

話題になっていて、各所で参照されているのをみるごとに、気になっていたのだけれど、「厚い」ので敬遠していた『帝国の銀幕 十五年戦争と日本映画』を、なんとか読み通す(といっても、ずいぶんナナメヨミをしましたが……)。「ヒューマニズム」の件を重点的に読み、また、十五年戦争期の歴史叙述としても充実している印象を持つ。にしても、「厚い」=「長い」よね、っていうのと、気になってものその映画にアクセスできない、っていうのは、なんか、悲しいです。

と、大学入試センター試験は、なんと別役実でしたね、演劇の時代くるか?(こない)松村栄子もなつかしい。僕は好きだったのだけれど、今どうしているのでしょう?