2006-07-19 森鴎外「金比羅」 ちょっとズル。いつも「書物」単位なのですが、文庫の最後の一編、「金比羅」を読む、淡々とした書きぶりはこの時期の鴎外らしいのだけれど、オチは、鴎外にしか書けない、実に面白いものなのである。