2006-03-18 内田樹『先生はえらい』 かねてより(?)、その「わかりやすさ」を危ぶんでいる内田樹さんの、『先生はえらい』を、立ち読みした出だしがなかなかだったので、通読してみる。相変わらず分かりやすく、その分危うく、しかもラカンまで出てくるのだけれど、僕はもうちょっと、馬鹿でいたいなと思わされる意味で、奇しくも反面教師として彼を捉えたことになってしまうのでしょうか。