2006-03-16 村上春樹『羊をめぐる冒険(下)』 村上春樹『羊をめぐる冒険(下)』読了。やはり、村上春樹は、われらの、永遠の「喪失」の作家です。リリシズムという言い方が初めてしっくり来るような形で読み終えることになりました。はしょっては意味のない「物語」だなんて、これは徹頭徹尾「小説」です。