渡邊一民『ナショナリズムの両義性』

『日本浪曼派とナショナリズム』のビブリオで知り、国会でみた後、『ナショナリズムの両義性』即注文、安く買えるので皆さん買って読みましょう。文句なく名著です。いま60年で議論になっている『戦後』についても、その時々の文脈があったことがよく分かるし、何より、「歴史の読み方」を教えてくれもします。さしあたりの目的だった『近代の超克』に関する章も、目配りも細かく、分析にも納得。もっとはやく読めば良かった〜 にしても、僕はやはり渡邊一民さんの仕事って信用できると思います。