坂口安吾『堕落論』

角川文庫の坂口安吾堕落論』、これって、なかなか読み通せないのだけれど、今回は時間があるに手持ちの本がこれしかないという状況のせいもあって読み通す。「日本文化私観」ももちろんいいのですが、何より「青春論」がお気に召しました。文章が、短くてきびきびしていて、あと、カタカナの用法も面白かった。ちなみに、堕落論をはじめて読んだのは、どこかの小論文模試だったことを唐突に思い出しました。

矢作俊彦さんの、ちょっと前の話題の本『ららら科学の子』を借りて読み出すも98ページにて挫折。