四方田犬彦『ハイスクール1968』

四方田犬彦ハイスクール1968』は思ったより薄い本でした(物理的に)。言及されているのをみるごとにコケにされているようですが(もっともイロニカルに言及していたのはN原さんです)、勝手に厚いと思い込んでいた割りにはずいぶん薄い本で(くどい)、さらっと読み通す。村上龍69』など思い出しながら、でも、それなりに楽しく読む。とはいえ、飲んだ帰りに読んだので、よく覚えていない、というのもあるんですけれど。